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2015-04-28 (Tue)
現代催眠の分野では、人が思考や悩みに没頭している状態を、
「催眠に入っている状態」と表現したりする。

「催眠」というと、深いトランス状態のみを催眠だと誤解されることが多いけれど、
思考に呑み込まれている時は、既に自分だけの世界、つまり
現実ではない「妄想」の世界、一種の催眠の世界に入り込んでしまっていると言える。

現実と思考の世界について、こんな図式で言い表すことが出来る。

現実の世界 = 真実 = クリア = オープン = 軽やか = シンプル

思考の世界 = 妄想 = 催眠 = 閉鎖的 = 重い = 複雑

(本当はこんな区別などなく、またかなり単純化してしまっているのですが、
それぞれの特質をより理解しやすくするために、便宜上分けてみました)



現実世界は、いつも一つしかなく、明快でシンプルだ。

多くの人は、日々「ああすれば良かった、こうすれば良かった」、
「これがもっと○○だったらなあ」、「××になったらどうしよう」などなど
色々な「可能性」について思いを巡らすことが少なくない。

果たして、本当にそういった「可能性」というものは実際に存在しているのだろうか?

これから、例えば生卵を壁に投げつけるとする。

この生卵が壁にぶつかる際、殻や中身が飛び散るパターンは、実際問題として
幾通りもあるだろうか?色々なパターンで飛び散る可能性はあるだろうか?

「当然だ。投げる角度やスピードによって、結果は違ってくる。様々なパターンがある」と
普通は思うところだ。

けれども、これらの「様々なパターン」はどこに存在しているだろうか?

頭の中、つまり思考の産物でしかない。

実際に卵を投げれば、結果は一種類しか出ない。
実際に起こる潰れ方と飛び散り方は、その起こったパターン一種類だけである。
これが、唯一の現実だ。

卵を投げる前に、あらかじめ卵がどのパターンで潰れるか、それは
誰にも予測出来ない。

けれども、いつも現実で起こることは一回につき一種類のみ。

起こるべくことが起こるべくして起こっているのみだ。

一瞬一瞬がその繰り返し、毎瞬毎瞬が新しい。


思考による「~だったら良かったのに」「~したらどうしよう」は
現実のものではない。
催眠に入り、妄想の世界へと行ってしまっているのだ。

思考ではなく、現実へと注意を戻せば、いつでもここにずっとある、
オープンでクリアで温かい、真実に戻って来れる。

頭で「いや、でも○○だったら良かったのにな、ほんとは・・・」なんて言っていても
現実は何も文句を言わず、ただオープンで、それに気がついてくれるのを
ひたすら待っていてくれる。

こうして今あるキーボード、鳥の声、腕の痒み・・・
全てが生き生きとしている。
何も隠されておらず、オープンになっている。


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